冬の特別展「吉村作治のエジプト展」 講演紹介

※各講演会は13:00~15:00の開催となります。

【古代エジプト 船の話】:山下弘訓 講師 12/17(土)

<プロフィール>
東日本国際大学エジプト考古学研究所客員准教授、専門は古代エジプトの船と葬制の研究。1974年長崎県生まれ。

古代エジプトの船といえば、現在発掘・復原が進められているクフ王の第2の太陽の船を思い浮かべる人が多いと思います。ですが、古代エジプト人たちは、実に多彩な船に関する資料を私たちに残してくれています。
レリーフ、模型、船の形をした遺構、そしてクフ王の船の影に隠れていますが実物の船もあります。そんな船たちについて、皆さんに知っていただこうと思っています。

【クイズで探る太陽の船】:黒河内宏昌 講師 1/14(土)

<プロフィール>
東日本国際大学エジプト考古学研究所客員教授、専門は建築史。現在太陽の船の発掘現場主任を務める。1958年東京都生まれ。

エジプトでもっとも有名なピラミッドと言えば「クフ王のピラミッド」です。今から約4700年前に作られた高さ147メートルの巨大な石のピラミッドです。このピラミッドの足元から、大きな木造船が2隻発見され、そのうちの1隻を、吉村作治先生率いる日本隊が現在発掘しています。この船について、皆さんとクイズをしながらせまっていきます。

【ツタンカーメンの謎を探る】:河合望 講師 2/4(土)

<プロフィール>
金沢大学新学術創成研究機構准教授。約30年にわたりエジプト現地での発掘調査や保存修復事業に従事。専門はエジプト学。1968年東京都生まれ。

1922年11月4日に英国の考古学者ハワード・カーターによって、その墓の存在が明らかになるまで、古代エジプト史においてほぼ無名の王だったツタンカーメン王。現在では、エジプトのファラオの中で最も有名なファラオです。本講義では、その有名なツタンカーメン王に関する様々な謎について受講生の皆さんと明らかにしていきたいと思います。

【古代エジプトの墓を掘る―ダハシュール北遺跡の現場から】
:矢澤健 講師 3/18(土)

<プロフィール>
東日本国際大学エジプト考古学研究所客員准教授、ダハシュール北遺跡で現場主任を務める。専門は古代エジプトの供物奉献祭祀、葬制の研究。1979年大阪府生まれ。

 古代エジプト文明の遺跡からは今でも数多くの発見がしばしば報道されます。こうした遺跡はどうやって発見され、発掘されているのでしょうか。講演者が長年調査に参加してきたダハシュール北遺跡の「墓」を例に、古代エジプトの遺跡の発掘がどのように行われているのかについてお話しします。

※写真はイメージです。実際の内容とは異なりますのでご了承ください。
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講演会 申込方法
① いわき市石炭・化石館受付でのお申し込み
② 電話でのお申し込み・お問い合わせ
電話番号 0246-42-3155
受付時間 9:00~16:00
定員 各講演会共に先着30名
※申し込み時には、代表の方のお名前・連絡先・学年(年齢)をお伝え下さい。
※申し込み受付は先着順となり、定員に達した場合には募集を締め切らさせていただきます。
※ご予約をキャンセルされる場合は、前日までにお電話でお知らせ下さい。
※参加当日は開始5分前までにいわき市石炭・化石館「ほるる」受付にお集まりください。
※講演会は無料ですが、別途入館料が必要になります。