【特別展】古代オリエントの世界 ~神々への祈りと人々の生活~ 12/16(土)-2/28(水)

今から約5000年前、人類最古の文明は古代オリエントで生まれました。この古代オリエントの世界の魅力を、シリア・メソポタミア・エジプト・ペルシアの4つの地域に焦点をあててご紹介します。各地で祀られた神々を象った護符や神像、諸地域の風土を感じさせる土器、金や銀などの貴石でつくられた装身具など、実際に発掘された貴重な遺物から、はるか5000年前の人々の祈りや願いを感じて下さい。

協力:古代オリエント博物館(東京)

 【 講演会 】 場所:コミュニティカフェ   参加費:無料
人間の成し遂げることは風に過ぎない -古代メソポタミアの人生観

1月13日(土) 

 13:30~15:00
 

参加費無料 定員20名

講師:月本昭男(古代オリエント博物館 館長)

 古代メソポタミア文学を代表する『ギルガメシュ叙事詩』には、死を運命づけられた人間はいかに生きるべきか、といった主題が貫かれています。死をものともしない英雄的人生観、死の恐怖と永生希求、限りある人生を十全に享受する一種の快楽主義を素朴に綴るこの物語を軸に、古代オリエントの人々の人生観を今日的視点から考えます。

古代オリエント文明と金属利用の歴史   

2月3日(土) 

13:30~15:00

参加費無料 定員20名

講師:津本英利(古代オリエント博物館 研究員)

 世界最古の文明が誕生した古代オリエントは、人類の歴史の中で最初に金属が利用され、またさまざまな鉱物が採掘された地域でもあります。銅や鉄といった、古代オリエントの人びとの暮らしを支え、また現在に至るまで使われ続けている金属の利用の始まりについて解説します。

 【 ワークショップ 】      場所:コミュニティカフェ  参加費:1,000円
ファイアンス製の護符をつくろう!

1月20日(土)  

  13:30~15:00

参加費1,000円 定員20名

講師:南澤武蔵(東京大学教育学部附属中等教育学校 社会科教諭)

古代エジプトで焼き物に用いられたファイアンスを使って、自分だけの護符をつくります。

楔形文字の粘土板をつくろう!

2月17日(土)    

13:30~15:00

参加費1,000円 定員20名

講師:大和田武彦(いわき市石炭・化石館 学芸員)

古代メソポタミアで記録に用いられた楔形文字の基本を学び、粘土板に文章を刻みます。

 

ワークショップ・講演会は、事前予約制となっております。

予約受付開始日:12月16日(土)

ワークショップ・講演会のみに参加される方は、入館料は無料となります。

(常設展示・特別展をご覧になる場合は別途お支払い下さい。)

ご予約お問い合わせはこちらまで
いわき市石炭・化石館 ほるる
TEL:0246-42-3155